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大切なパートナーからもらった婚約指輪とプロポーズの思い出


プロポーズの必須アイテムといえば、婚約指輪だと思います。
普通なら、レストランや思い出の場所で、ロマンチックに「結婚してください。」と言うものだと思いますが、私の場合はちょっと違っていました。
私のパートナーはお付き合いを始める前のお友達だった頃、自分のプロポーズ論をこんな風に語っていました。
「俺は絶対、普段のプレゼントに花はあげない。もらった後に困るから。唯一渡すのは、プロポーズの時だけだ。」「プロポーズは、しかるべき場所でしかるべき時にしかるべき雰囲気を作って渡す。」しかしながら実際は全然違っていました。
結婚するつもりでお付き合いをする中で、プロポーズの前に妊娠が発覚。
遠距離だったこともあり、バタバタと両家顔合わせをしました。
もちろん、両家顔合わせの前に電話で、「結婚しよう」という言葉はもらいましたが、プロポーズ、という感じではありませんでした。
「できちゃった婚だし、こんなものかな~。」と思いつつ少し寂しい気持ちはありました。
電話で「結婚しよう。」と言ってくれたあとに「婚約指輪、用意するからね。」と言ってくれ、どんなものがほしいか聞かれていました。
正直、どんなものでも嬉しかったので、「お任せします」と伝えていました。
しばらく経って「俺のお母さんが、自分の指輪を譲っても良いよ、と言ってるんだけど、嫌だよね。」と。
まだ、会ったこともない私のために、大切なアクセサリーを譲ってくれるという気持ちが嬉しく、「お義母さんがそういってくれているなら私は嬉しい。最終的にはお任せするけど。」と伝えました。
そうすると彼は、「分かった。でも、お母さんの指輪をもらうにしても、両家顔合わせまでにはサイズ直しが間に合わないと思う。ごめんね。」と言っていました。


両家顔合わせが終わったあとに、婚姻届を持って役所へ。
婚姻届はパートナーの地元で出すことにしました。
遠距離だったので、パートナーの地元へ行ったのは、3回目。
土日を使って行くことが多かったので、なかなか観光も出来ていませんでした。
そんなこともあり、夜景がキレイな山へ。
そして夜景を見ていたら、「お腹が痛い…」と言い出すパートナー。
「じゃあ、もう行こうか。」と山を降り始めました。
そうしたら、山を半分降りたところあたり(夜景はもう見えない)で、笑顔で「結婚してください。」と。
場所が場所だったことと、指輪のサイズ直しが間に合わないと言っていたことを総合して考え、「冗談でプロポーズ的なことをしている」と思った私は、「お断りします~」とふざけていました。
そんなやりとりを3回繰り返したあたりで、パートナーが小さな箱をかばんから取り出し、「これいらんのか」と…間に合わないと言っていた指輪がそこにありました。
どうしても婚姻届を出す前に渡したかったらしく、業者の方にお願いして急ピッチで仕上げてもらったとのことでした。
デザインは、少しレトロな雰囲気で、ダイヤモンドが中心に入っていました。
パートナーのお母さんのアクセサリーの中から、二人で真剣に選んだそうです。
私も一目で気に入りました。
あとで聞いた話によると、本当は夜景の見える場所で、こっそりポケットにしのばせておいた婚約指輪を指にはめて、「結婚してください」というつもりでしたが、ポケットにしのばせるのを忘れて、「どうしよう…」と思っていたら、お腹が痛くなって焦ってしまったとのこと。
想像していたロマンチックなプロポーズではありませんでしたが、友達カップルのような私達には、こんな笑えるプロポーズがとても似合っていたと思います。
今では、本当に良い思い出です。

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