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婚約指輪にかける予算で妻との価値観の違いを知る


10年ほど付き合ってやっと婚約した妻と、婚約指輪の予算で価値観の違いを実感したことがあります。
今思い出すとよくあんな馬鹿なことで喧嘩したものだなと恥ずかしくなり、また、今ではすっかりと笑いのネタになってますが当時としては本当に真剣に悩んでいました。
当時、私は大学を出たてで地方の中小企業のサラリーマンで、手取りは20万円を切っているような状況でした。
一方で私の妻は地方ではわりと有名な酒造メーカーの部長さんの娘ということもあり、小さなころから割と恵まれた環境で育ってきているいわゆるお嬢様でした。
付き合っている間は、デートや食事などは私が全て出していました。(男の役目と思っていましたし、彼女に嫌われたくなかったので)
ただ、長期休暇などでよくでかけていた小旅行の交通費などは、恥ずかしながら彼女に出してもらっていました。
というか、彼女が自分でチケットの手配を全てやってくれて私の分も買ってくれていたので私はそれに甘えてしまっていたのです。
また、同棲をはじめたときも普段の食費などの細かい出費は全て私、マンションの家賃や光熱費などは妻が支払ってくれていました。
このようなわけで、いつしか、毎日の細かい出費(おもに5000円以下)は私が、大きな出費(数万)妻が支払うという暗黙の了解ができていたのです。
貯金はそれぞれが自分の通帳に給料を入れて管理していました。
後から考えるとこの関係がいつしか、私のケチ(よく言えば節約志向)を助長し、また妻の浪費思考を助長していたのではないかと思っております。
今も妻はネットなどで10万円単位の買い物をします。


さて、いよいよ婚約となり婚約指輪を買いにいく段階になったのですが、元々私は結婚式も含めた結納や披露宴などの一連の儀式について男の視点もあるのでしょうが、それほど金はかけるものではないという考えでいました。
そういった一回限りの儀式に数10万円~数100万円のお金をかけるよりは、それをこれからはじまる新しい生活に必要なものをそろえたり、あるいはこれから生まれてくる子供たちの教育のために貯金しておいたほうがいいと思っていたからです。
ところが、妻のほうは先ほど述べたように元々お嬢様育ちですので、結婚、お嫁さんになるということをとても大事に考えており、式場や衣装から披露宴での食事内容に至るまで、ものすごい細かいところまでリクエストを出してきて、正直私が少し引いてしまったこともありました。
そのような考えをもっている妻ですので、婚約指輪も有名ブランドのそれなりのものがいいという考えで、予算を聞いてみると実に100万円を超えるというとんでもないものでした。
当時の貯金では買えないことはなかったのですが、せいぜい出しても10~20万円くらいかなと思っていた私とはあまりにも価値観が違いすぎて、びっくりしたのを思い出します。
これはあるいは、今まで細かな出費は私が、大きい出費は妻が出してくれていたということも関係してくるのかもしれません。
しかし結婚するにあたって婚約指輪はやはり男が自分の貯金をはたいて買うものだろうという思いもあり、覚悟はしていたのですが指輪ひとつに100万円もの大金をかける部分がどうしても納得できず、せめて半額の50万円くらいのものにしないかと交渉しましたが、妻は頑として受け入れてくれません。
その後、買う、買わないの大喧嘩にまでなってしまったのですが、最終的には何故か120万円の指輪を買うはめになってしまいました。

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